○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……… 2
(1)当期の経営成績の概況 ……… 2
(2)当期の財政状態の概況 ……… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……… 3
(4)今後の見通し ……… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 3
3.連結財務諸表及び主な注記 ……… 4
(1)連結貸借対照表 ……… 4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書……… 6
連結損益計算書 ……… 6
連結包括利益計算書 ……… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……… 8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 11
(継続企業の前提に関する注記)……… 11
(会計方針の変更)……… 11
(追加情報)……… 11
(セグメント情報等) ……… 11
(1株当たり情報) ……… 12
(重要な後発事象) ……… 12
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国の経済状況は、Brexit(英国のEU離脱)・米国大統領選挙等の波乱要因もありまし たが、株価水準、円高からの脱却、雇用者数の増加等、アベノミクスの成否にかかわらず景況感には回復基調が見ら れて おり ます 。しか しな がら 、今後 の日 本経 済の 状況に つい ては 、 薄日は差 すもの の、 2019年 10月 に再延 期さ れた
「消費税10%改正」が控える等の要因もあり、注意深く見守る必要があると思われます。
情報サービス産業全体の状況は、「Windows XP サポート終了特需」「消費税8%改正特需」のリバウンドからよ うやく脱しつつあり、2016年秋口以降は緩やかな回復基調に転じてまいりました。しかしながら、クライアントPCの 需要は若干の回復傾向を見せているものの、サーバ需要に関しては、仮想化技術やクラウド(=インターネット上で 業務アプリケーションなどを自由に活用すること)の浸透で、回復傾向には程遠い状況下にあります。また2017年4 月実施予定であった「消費税10%改正」は2年半の再延期が決まり、当期のマイナンバー特需についても限定された 範囲に終始いたしました。今後のICT(情報通信技術)投資に回復基調は見えるものの、その成長軌道の道筋は、景 況感とのシンクロ度合いも見つつ慎重に見極めなければならないと思われます。
当該期間における当社グループの業績については、2016年秋口以降の景況感の回復もあり、前期比で11%程度の売 上伸長を達成することができました。その中でも、フラッグシップの「PCAクラウド」は、利用社数9,000社を突破し て順調に推移しております。他社のクラウドサービスとの連携、つまり、「クラウド to クラウド」のシームレスな 連携が実現できるクラウド専用サービス「Web API」が浸透し始め、クラウド上でのカスタマイズが容易にできる環 境 が 実 現 い た し ま し た 。 サ イ ボ ウ ズ 社 の ki nt one 連 携 に よ る ヤ マ ト 運 輸 社 の 送 り 状 発 行 シ ス テム や 、 S CS K社 の C EL F 等、数多くの連携ソリューションの援軍を得て、PCAクラウドはいよいよセカンドフェイズに突入いたしました。
オ ンプ レミ ス( =従 来型 ソフ トウ ェア )に つい ては 、6 年ぶ りの 新シ リー ズ「 DXシリ ーズ 」が 投入 され まし た。
「 DXシリ ーズ 」の 投 入に より、バ ージ ョン アッ プ売 上は 前 年比 7割強の 伸び 率を 見せ 、 業績に貢 献い たし まし た。
「PCAクラウド」の売上は製品売上および保守売上合計の3分の1程度までになり、今後もこの流れは止まらないと 確信しております。保守契約売上、他社ソリューション製品売上に関しても、おおむね順調に推移し、業績に貢献し ております。
連結対象会社のクロノス株式会社は、就業管理システムおよびタイムレコーダーの開発、販売をおこなっており ます。「働き方改革」がクローズアップされる中で、著しく伸長している就業管理のニーズを取り込み、当社グル ープの連結業績に大いに寄与しております。同じく株式会社ケーイーシーは、当社製品・サービスの導入指導、運 用保守、ネットワーク環境構築の事業を主体としており、当社グループの連結業績に寄与しております。株式会社 マックスシステムは、「医療情報システム」ベンダーであり、医事会計(レセプトシステム)、電子カルテ、オー ダリングシステム等医療系基幹システムの開発、販売を行っております。電子カルテ次期バージョンの開発遅延に より、単体で赤字となりましたが、新製品「HyMarks2」が完成したことにより、新年度より黒字化を見込んでおり ます。
こ の結果、当連結会 計年 度の業績は、売上高 9,360百 万円(前期売上高 8,440百万円 10.9%増 )、営業利益432 百万円(前期営業利益40百万円 957.9%増)、経常利益463百万円(前期経常利益66百万円 593.6%増)、親会社 株主に帰属する当期純利益160百万円(前期親会社株主に帰属する当期純損失93百万円)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における総資産の残高は、16,517百万円(前連結会計年度末は15,853百万円)となり、663百万 円の増加となりました。
流動資産においては、1,195百万円(前連結会計年度末9,159百万円から当連結会計年度末10,354百万円へ)の増加 となりました。これは主に現金及び預金が875百万円増加したことによるものであります。
固定資産においては、531百万円(同6,694百万円から同6,162百万円へ)の減少となりました。これは主に、固定 資産の減損処理に伴い土地及び建物等が228百万円、ソフトウエアが321百万円減少したことによるものです。
(負債)
当連結会計年度末における負債の残高は、5,664百万円(前連結会計年度末は5,001百万円)となり、663百万円の 増加となりました。
流動負債においては、526百万円(前連結会計年度末3,296百万円から当連結会計年度末3,823百万円へ)の増加と なりました。これは主に、未払法人税等が233百万円、前受収益が89百万円増加したことによるものであります。
固定負債においては、136百万円(同1,705百万円から同1,841百万円へ)の増加となりました。これは主に退職給 付に係る負債が53百万円、長期前受収益が62百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、10,852百万円(前連結会計年度末は10,852百万円)となり、0百万円 の増加となりました。これは主に、有価証券評価差額金が61百万円増加、利益剰余金が51百万円減少したことによる ものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ922百万円増 加(前連結会計年度は585百万円の増加)し、3,419百万円となりました。
なお、当連結会計年度における各活動によるキャッシュ・フローの状況とそれらの主な増減要因は以下のとおりであ ります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,532百万円(前連結会計年度は1,426百万円の収入)となりました。
これは主に、有形・無形固定資産の償却額1,092百万円、減損損失228百万円、前受収益・長期前受収益の増加152百 万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、△395百万円(前連結会計年度は626百万円の支出)となりました。
これは主に、有形・無形固定資産の取得による支出665百万円、投資有価証券の売却による収入204百万円によるもの であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、△214百万円(前連結会計年度は214百万円の支出)となりました。 これは主に、株主に対する配当金の支払額212百万円によるものであります。
また、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは、下記のとおりであります。
(参考)キャッシュ・フロー指標の推移
平成26年3月期 平成27年3月期 平成28年3月期 平成29年3月期
自己資本比率 68.8% 70.9% 67.7% 65.1%
時価ベースの自己資本比率 50.1% 74.9% 61.1% 63.7%
※ 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出しております。
3.債務償還年数及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、算定の基礎となる項目の発生がないため、 記載を省 略しております。
(4)今後の見通し
次期の連結業績につきましては、以下のとおり見込んでおります。
売上高 9,876百万円 (当期売上高 9,360百万円) 営業利益 645百万円 (当期営業利益 432百万円) 経常利益 669百万円 (当期経常利益 463百万円) 親会社株主に帰属する当期純利益 425百万円 (当期親会社株主に帰属する当期純利益 160百万円)
上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後 様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、会計基準につきましては日本基準を採用しておりますが、国内他社のIFRS(国際財務報告基準)の採 用動向を踏まえつつ、IFRS適用の検討をすすめていく方針であります。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 (平成28年3月31日)
当連結会計年度 (平成29年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,611 7,487
受取手形及び売掛金 1,436 1,557
商品及び製品 42 51
仕掛品 - 0
原材料及び貯蔵品 4 8
繰延税金資産 719 771
その他 347 480
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 9,159 10,354
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 2,948 2,838
減価償却累計額 △1,561 △1,637
建物及び構築物(純額) 1,386 1,201
車両運搬具 16 16
減価償却累計額 △12 △14
車両運搬具(純額) 3 2
土地 2,794 2,686
その他 481 499
減価償却累計額 △317 △367
その他(純額) 164 131
有形固定資産合計 4,349 4,022
無形固定資産
のれん 6 -
ソフトウエア 940 618
電話加入権 10 10
無形固定資産合計 957 629
投資その他の資産
投資有価証券 596 566
繰延税金資産 544 696
その他 251 251
貸倒引当金 △4 △2
投資その他の資産合計 1,387 1,511
固定資産合計 6,694 6,162
資産合計 15,853 16,517
(単位:百万円)
前連結会計年度 (平成28年3月31日)
当連結会計年度 (平成29年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 224 146
未払法人税等 140 374
前受収益 1,831 1,920
賞与引当金 213 221
役員賞与引当金 4 -
訴訟損失引当金 35 -
その他 846 1,160
流動負債合計 3,296 3,823
固定負債
長期前受収益 572 635
役員退職慰労引当金 133 146
退職給付に係る負債 946 1,000
資産除去債務 52 58
固定負債合計 1,705 1,841
負債合計 5,001 5,664
純資産の部
株主資本
資本金 890 890
資本剰余金 1,919 1,919
利益剰余金 8,784 8,732
自己株式 △1,039 △1,039
株主資本合計 10,554 10,503
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 182 243
その他の包括利益累計額合計 182 243
非支配株主持分 114 105
純資産合計 10,852 10,852
負債純資産合計 15,853 16,517
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 (自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度 (自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
売上高 8,440 9,360
売上原価 3,920 4,586
売上総利益 4,519 4,773
販売費及び一般管理費 4,479 4,341
営業利益 40 432
営業外収益
受取利息 3 1
受取配当金 5 6
受取賃貸料 16 20
その他 6 9
営業外収益合計 32 37
営業外費用
売上割引 0 0
固定資産除却損 5 0
その他 0 6
営業外費用合計 6 6
経常利益 66 463
特別利益
投資有価証券売却益 - 86
特別利益合計 - 86
特別損失
訴訟損失引当金繰入額 35 -
減損損失 - 228
特別損失合計 35 228
税金等調整前当期純利益 31 321
法人税、住民税及び事業税 161 397
法人税等調整額 △32 △230
法人税等合計 129 167
当期純利益又は当期純損失(△) △97 154
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △4 △6
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に 帰属する当期純損失(△)
△93 160
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 (自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度 (自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) △97 154
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △98 61
その他の包括利益合計 △98 61
包括利益 △196 215
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △192 222
非支配株主に係る包括利益 △4 △6
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自平成27年4月1日 至平成28年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 890 1,919 9,090 △1,039 10,861
当期変動額
剰余金の配当 △212 △212
親会社株主に帰属する当期純 損失(△)
△93 △93
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変 動額(純額)
当期変動額合計 - - △306 - △306
当期末残高 890 1,919 8,784 △1,039 10,554
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 差額金
その他の包括利益累 計額合計
当期首残高 280 280 121 11,263
当期変動額
剰余金の配当 △212
親会社株主に帰属する当期純 損失(△)
△93
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変 動額(純額)
△98 △98 △6 △104
当期変動額合計 △98 △98 △6 △410
当期末残高 182 182 114 10,852
当連結会計年度(自平成28年4月1日 至平成29年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 890 1,919 8,784 △1,039 10,554
当期変動額
剰余金の配当 △212 △212
親会社株主に帰属する当期純 利益
160 160
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目の当期変 動額(純額)
当期変動額合計 - - △51 △0 △51
当期末残高 890 1,919 8,732 △1,039 10,503
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 差額金
その他の包括利益累 計額合計
当期首残高 182 182 114 10,852
当期変動額
剰余金の配当 △212
親会社株主に帰属する当期純 利益
160
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目の当期変 動額(純額)
61 61 △9 51
当期変動額合計 61 61 △9 0
当期末残高 243 243 105 10,852
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 (自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度 (自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 31 321
減価償却費 140 130
無形固定資産償却費 455 962
のれん償却額 92 6
減損損失 - 228
賞与引当金の増減額(△は減少) 6 7
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △20 △4
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △4 13
訴訟損失引当金の増減額(△は減少) 35 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 4 △2
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 168 53
受取利息及び受取配当金 △9 △7
投資有価証券売却損益(△は益) - △86
売上債権の増減額(△は増加) 9 △235
たな卸資産の増減額(△は増加) △6 △13
仕入債務の増減額(△は減少) 85 △78
前受収益の増減額(△は減少) 165 89
その他の流動負債の増減額(△は減少) △49 293
その他 88 65
小計 1,192 1,744
利息及び配当金の受取額 9 8
訴訟和解金の支払額 - △35
法人税等の支払額 - △185
法人税等の還付額 224 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,426 1,532
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △8,053 △7,402
定期預金の払戻による収入 8,180 7,450
有形固定資産の取得による支出 △130 △23
無形固定資産の取得による支出 △652 △641
事業譲受による支出 △8 -
投資有価証券の売却による収入 - 204
その他の投資による支出 △5 △3
その他の投資による収入 42 21
投資活動によるキャッシュ・フロー △626 △395
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の取得による支出 - △0
配当金の支払額 △212 △212
非支配株主への配当金の支払額 △2 △2
財務活動によるキャッシュ・フロー △214 △214
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 585 922
現金及び現金同等物の期首残高 1,911 2,497
現金及び現金同等物の期末残高 2,497 3,419
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(平成28年度税制改正に係る減価償却方法の変更に関する実務上の取扱いの適用)
法人税法の改正に伴い、「平成28年度税制改正に係る減価償却方法の変更に関する実務上の取扱い」(実務対応報 告第32号 平成28年6月17日)を当連結会計年度に適用し、平成28年4月1日以後に取得した建物附属設備及び構築 物に係る減価償却方法を定率法から定額法に変更しております。
この結果、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益に与える影響額は軽微であります。
(追加情報)
(繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針の適用)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)を当連結会計年 度から適用しております。
(セグメント情報)
(報告セグメントの変更等に関する事項)
当社グループは、従来「一般企業向け」「クラウド」「非営利向け」「メディカル」の4事業を報告セグメントと しておりましたが、当連結会計年度より単一セグメントに変更しております。
当社グループでは、販売する相手先別やサービス形態別を事業セグメントの分類の基準としておりましたが、事業 セグメント導入から7年が経過し近年の市場環境変化に伴い商品及びサービスの種類が増加する一方で旧事業セグメ ント区分に共通した営業活動や製品開発が主体となってきております。
また、相手先の業態やサービス形態に関わらずソフトウェアの開発・販売・保守、導入指導及び当社製品と連携す る他社製品、出力帳票類等の販売アイテムのラインナップを揃え提供する事に注力し全体としての利益を獲得してい くことが、当社グループの事業活動の実態となってまいりました。
このように旧事業セグメント区分間の相互関連性や補完性が強くなり、個々のサービス提供が一体となって当社グ ループの事業を支えるようになってきていることから、旧事業セグメント毎に収益を配分し業績報告を行うより、会 社全体の収益をもって業績報告を行うことが、企業業績の実態をより明確に反映し取締役会が経営資源の配分の決定 及び業績を評価するためには有効であると考え、平成28年4月より社内報告について単一事業での報告へ変更するこ ととしました。
このような状況を踏まえ、当社グループの販売活動、開発体制、内部管理体制、社内報告体制の実態等の観点から 事業セグメントについて再考した結果、当社グループの事業については一体として捉えることが合理的であり、事業 セグメントは単一セグメントが適切であると判断したことによるものであります。
この変更により、当社グループは単一セグメントとなることから、前連結会計年度及び当連結会計年度のセグメン トの記載を省略しております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度
(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1株当たり純資産額 1,567 円 19 銭 1株当たり当期純損失 △13 円 71 銭
1株当たり純資産額 1,568 円 59 銭 1株当たり当期純利益 23 円 49 銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額について は、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額について は、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
(注) 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株 主に帰属する当期純損失(△)(百万円)
△93 160
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利 益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
(百万円)
△93 160
期中平均株式数(千株) 6,851 6,851
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株 当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式 の概要
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(重要な後発事象) 該当事項はありません。